心地よい、でもしっかりしたドライ感があるワインで、脂を感じるエミリア地方の料理に良く合います。熟した果実とスパイシーな風味には、ラグゥソースのパスタはもちろん、赤身のお肉の煮込み、トリッパ等と合わせても楽しめます。
このバルベーラを生むブドウの木は、平均年齢約60年の「ヴィエイユ・ヴィーニュ(古いブドウの木)」の域に入るもの。またその畑は典型的な片岩を多く含む痩せた低温の土壌。そのテロワールと、そこで長く生き抜いてきた古木である特徴が融和して、このワインに “円熟味”とも言える深い味わいと風格を与えているようです。
ボローニャ近郊 自然農法の家族ワイナリー
ボローニャ郊外の丘、くねくね道を登って行った先の急斜面のブドウ畑で自然農法に精魂を注ぐアントニオのワイナリー。レストランも併設され、地域の家庭の味が味わえる。