ROSSI

2016 キアンティ・クラシコ

  • 5,280円(本体4,800円、税480円)
蔵元/地方:San Vincenti/Toscana

葡萄品種:サンジョヴェーゼ100%

熟成法:トノー樽12ヶ月以上


収穫後の発酵作業を行う際には、その年の気温に応じて、気温が高い暑い年には、温度調整可能なステンレスタンクを利用し、その反対の場合には昔ながらのセメントタンクを利用するという形で、毎年の気温変化にも細かい気配りを行う。熟成はトノー樽を使って12か月以上、その後瓶内洗練期間を3か月以上を経て出荷。

キアンティ・クラッシコの、ブドウ畑がまるで波のようにうねって広がっている美しい丘陵地帯、いわゆる”丘の海”に約8ヘクタールの自社畑を持つSanVincentiのオーナー・ロベルトさんは、約30年前この絶景に一目ぼれしてこのワイナリーを購入したという人で、その愛着のある畑を、毎朝歩いて回り、毎日ブドウに語りかけ、その健康状態や成長具合をチェックするのが日課。ブドウ畑は、うねって緩やかな高低差があり、一区画の中にも、このキアンティ・クラッシコ地域の特徴でもある泥灰土が薄く何層にもなった土壌(ガレストロ)と、泥灰岩を含む土壌がミックスされており、これらの二つの土壌は日中と夜間との温度差に差が出るため、ブドウの糖度を同じようにあげる為に、ガレストロ土壌の方はブドウの間引きや葉の剪定をひんぱんに行うなど、すべて観察と手作業により手をかけたブドウを育成を行っています。またこれらの土壌から収穫されるブドウを一緒にして醸造することで、ワインの高貴な風味や味わいに複雑性を増し、独特なミネラル感を与えてくれます。オーナー曰く日々のブドウとの語らいと、ブドウへの情熱が、このエレガントなキアンティ・クラッシコを生むのだそう。日本でこのワインを味わうお客様には、この素晴らしいキアンティ・クラッシコの風景のイメージも是非一緒に伝えてあげて下さい!ちなみにキアンティ・クラッシコDOCGは、元来の”キアンティ・ワイン”のオリジナル産地で、後にそこから生産範囲が拡大されていったキアンティDOCGと一線を画し、近年は特に、より長期熟成型のワインを作っていくことで、その独自性を強調しています。そしてその商標はお馴染みの「黒い雄鶏」(GalloNero)です。
  • 5,280円(本体4,800円、税480円)

型番 Chianti Classico