求めていたのは、量産品ではなく、小麦粉の産地や品質、昔ながらの製法にこだわったパスタ。事前に、ボローニャ駐在の小関智子氏(Passioneでは”文系ソムリエ”が教えるワインの楽しみ方のコラムを執筆中)にパスタ工房の情報収集を依頼し、十数軒の中から理想に近いと思ったところを訪れました。それがパスタの聖地グラニャーノ村にあるマエストリ・パスタイです。
南イタリアの伝統的製法「ブロンズダイス製法」でパスタの表面に凹凸ができるため、ソースが絡まりやすく、二日間の低温熟成乾燥で小麦粉の風味を最大限に引き出し、プリプリの食感が楽しめます。